マザック マルチプレックス620 機械入れ替え
故障が多くなってきたマザックのマルチプレックス620を入れ替え
1989年製のヤマザキマザック・マルチプレックス620ですが、ここ2年故障が増えてきているだけではなく修理費用もバカにならなくなってきました。それでも修理して使っていく予定ではありましたがタイミングよく出ものがありましたので入れ替えることにしました。仕事量も減少傾向にある為多少迷いましたがT-32から640Tなので生産性など今後のことを考えると有効と考えました。
マルチプレックス620は2009年ぐらいに中古で導入しましたが16年間よく頑張ってくれましたし、担当者もしっかりと使いこなしてくれていたので売り上げに対する貢献度は高かったです。
お疲れさまでした。
2005年製マルチプレックス6200Y
今回導入するのは2005年製のマルチプレックス6200Yで、その名の通りY軸が付いています。最初から「Y」が付いていたのは知ってはいましたがあまり深く考えておらず、入庫してから「そうか、Y軸あるのか」と改めて気が付いたような状態です。現状使うことはないものの、将来的には工程集約等で必要になる可能性もある為に当面はメンテしながらの運用という事になるでしょうか。
制御装置がT-32から640Tになることでサイクルタイムが短縮され生産性が上がることが予想できます。しかも620よりも一回りコンパクトになっているので設置スペースに余裕ができ、機械レイアウトの選択肢が少しだけ広がります。
これらを存分に生かして生産性の向上と、今後の機械入れ替え時のことも考えつつ先ずは2年~5年後の状況を考えて工場内の効率化を進めていく足掛かりにしていきます。
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